はじめに

最難関の操縦士試験を無事パスしたあと、自己の技量維持を怠ってしまう弊害は前から言われてきたところです。平成26年4月1日以後、自家用操縦士は2年に一度「特定操縦技能審査」受験が義務化されましたが、その補完を行うのが航空安全講習会です。

(公社)日本航空機操縦士協会(公社)日本滑空協会(一社)日本飛行連盟NPO法人AOPA-JAPANNPO法人 全日本ヘリコプター協議会 以上5団体で、平成14年より「技量維持連絡会」を構成し、通年、全国各地で航空局通達(国空乗第2077号)に沿った内容の講習会を開催しております。

(参考)国土交通省航空局技術部・乗員課長 通達(平成15年3月28日 国空乗第2077号

<前略> また航空局では、小型機事故の実態を踏まえ、操縦士や学識経験者とともに自家用操縦士の技量維持のあり方について検討を行ってきたが、その結果、自家用操縦士に対し、安全講習会の受講や最近の飛行経験の充足により、安全知識の習得、安全意識の向上や技量維持を図るべきとの結論が得られたところである。<途中略>今般、別添のとおり、「自家用操縦士の技量維持方策に関わる指針」を定めたので、貴協会等におかれては、当該指針について参加会員等に周知すること等により自家用操縦士に係る事故防止にご尽力願いたい。

*平成26年4月1日より本施行されている「特定操縦技能審査制度」に対応しており、航空安全講習会を受講されますと、特定操縦技能審査 実施細則)に定める口述審査の一部免除が受けられます。

 

講習会の申し込みについて

航空安全講習会の申込は、(公社)日本滑空協会(公社)日本航空機操縦士協会(JAPA)、それぞれにて受付をしております。 参加希望者は日本滑空協会講習会ページ、ないしはJAPA事務局HPのセミナーイベントカレンダーから受講希望の航空安全講習会を探し、指示に従って申し込んで下さい。

受講者には教材その他を用意しますので、事前にお申し込みをお願いしています。こちらのページに開催予定の航空安全講習会の情報が掲載されております。

 

航空安全講習会受講票について

当協会では3月に発行される機関紙 “JSA Information”に同封して、航空安全講習会受講票として名刺サイズのカードを交付させていただいております。

事務局では受講申込名簿をチェックして、JSA会員を識別して受付を行っております。

→2021年現在、受講票は廃止しました。申込時に会員番号を記載頂くことで確認しています。

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