滑空スポーツ講習会2022 学科講習会第1回 開催報告
開催概要
日時:2022年12月25日(日) 13:00-17:00
場所:航空会館502 ※オンライン併催
主 催:公益社団法人日本滑空協会
後 援:国土交通省航空局
プログラム1-1
13:15~14:40 航空安全講習会 講演1 「最近の変更点及び一般知識等の概要など(特定操縦技能審査)」
(公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫
<講習内容>
特定操縦技能審査 最近の変更点ほか
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プログラム1-2
15:00~16:30 滑空スポーツ講習会・講演2 「空のガイド」の観天望気 ~ 雲や風が教えてくれること ~
(公社)滝川スカイスポーツ振興協会 日口 裕二
<講習内容>
グライディングの大きな魅力の一つがクロスカントリー飛行です。では、クロスカントリーパイロットとはどのようなパイロットなのでしょうか? 私は、次の3つだと考えています。①空から与えられた条件を読み取り、そこから自分にとって最良のフライトを引き出そうとするパイロット ②そこに上昇気流があると確信できる(その確率が高い)パイロット ③単に飛ぶための「技術」を磨くだけでなく、空の理解に努めるパイロット 今回は、雲や風が教えてくれることを通して、クロスカントリーパイロットに必要な観天望気についてお話ししたいと思っています。
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参加人数
74人(会場参加6人、オンライン参加68人)
講習会を終えて
参加者コメント:
- 最新の法令や置かれている環境について理解が高まった事、雲と風について理解が深まった事が大変よかったです。
- 日口さんのお話が興味深いと思う反面、どれだけの人が話の中身について来れているのかが不安になりました。講習というのは相手の水準に合わせて話すものなので。
- 日程について。できる限り運航の多い休日の昼間時間帯は避けてほしい。まず飛べるように。
- 日口さんの講演がためになりました。川筋でコンバージェンスが押し流される説明によって、自分のフライトで謎だったことが腑に落ちました。ビデオアイ、ウインドシア、ブルーコンバージェンスのタービュランスは、これから意識してフライトしたいです。
- メールで資料がダウンロード出来るので良かった。
この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています