指定養成施設 施設概要

日本滑空協会は国土交通省から航空法第29条第4項の規定に基づく指定を受けて、自家用操縦士(滑空機・上級)技能証明取得のための「指定航空従事者養成施設」に指定されています。7つの訓練所を設置、運営しています。

指定航空従事者養成施設(以下「指定養成施設」という。)とは、航空法施行規則に定められた技術基準に適合し、国土交通大臣から指定を受けた操縦士等の養成施設であり、その課程を修了した者に対しては、国による実地試験の全部又は一部を行わないことができるとされております。

指定養成に入所して審査を受けることにより、航空局試験官による実地試験ではなく、指定養成施設技能審査員による実地試験を受験可能になります。

 

設置者 石川 隆司(会長)
管理者 鈴木 康一
主席学科教官 井手尾 雅彦
主席実技教官 中村 則之
技能審査員 本多 正明、玉中 宏明、小池 貴之
施設監査人 谷口 良知、佐志田 伸夫

 

傘下訓練所

 

名称 場所 主管 所長
板倉訓練所 板倉滑空場 (公社)日本グライダークラブ 稲垣 政文
宝珠花訓練所 宝珠花滑空場 明治大学航空部 折原 正規
長野訓練所 長野市滑空場 (公社)長野県航空協会 山口 一喜
山梨訓練所
(休止中)
双葉滑空場
韮崎滑空場
(学)日本航空学園 伊藤 洋
静岡訓練所 富士川滑空場 (一社)静岡県航空協会 島田 俊輔
中航連訓練所 岡崎訓練所
岐阜飛行場
中部日本航空連盟 吉田 茂
関宿訓練所 関宿滑空場 京浜ソアリングクラブ 坂井 正一郎
大利根訓練所 大利根飛行場 日本モーターグライダークラブ 中澤 愛一郎
角田訓練所 角田滑空場 (公社)宮城県航空協会 齋藤 岳志

 

教育の目的

自家用操縦士の技能証明(滑空機・上級)の資格取得に必要な、知識及び技能の習得。

 

入所要件

  1. 入所申し込みを行う日までに、満16歳に達していること。
  2.  当該技能証明に係わる学科試験に合格し、合格通知書の期限が、技能審査に合格し、修了証明書が国土交通大臣に受理されるまで有効であること。
  3.  飛行経歴
    • 上級滑空機による飛行経歴が次の要件を満たしていること
      総飛行時間 12時間以上
      内単独飛行 28回以上 で 2時間50分以上
  4. 上記の要件には、空中操作科目20回及び失速を含む緊急処置5回の訓練を実施したことを含む。
  5. 動力滑空機の経歴を有する場合は、動力滑空機による経歴の50%を上記要件の単独飛行以外の時間数に6時間を限度として充当することができる。
  6. 学科、実技共に、所定の教育を受けて技能審査に合格する見込みのあるレベルであること。
  7. 入所審査
    飛行経歴を含む書類審査、学科及び実技を含む入所審査に合格しなければならない。

手数料
 ①入所審査料 各訓練所指示額 及び
 ②教材費、技能審査料、技能証明申請手数料 
  日本滑空協会会員     60,000円
  日本滑空協会ジュニア会員 50,000円
  一般           72,000円
  25歳以下社会人      66,000円
  一般学生         56,000円
  (2021年4月より改定)

 

その他指定養成施設の詳細は、JSA事務局 にお問い合わせください。