滑空スポーツ講習会2021 学科講習会第2回 開催報告
開催概要
日時:2022年1月22日(土)11:00-12:00 / 13:00-17:00
場所:オンライン
主 催:公益社団法人日本滑空協会
後 援:国土交通省航空局
プログラム1
11:10~12:00 滑空記章試験員講習会 「日本滑空記章規程類の変更について」(試験員・公式立会人対象)
(公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫
参加人数
15人
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プログラム2-1
13:15~14:15 航空安全講習会 講演1 「最近の変更点及び一般知識等の概要など(特定操縦技能審査)」
(公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫
<講習内容>
特定操縦技能審査 最近の変更点ほか
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プログラム2-2
14:10~15:30 滑空スポーツ講習会・講演2 「ウインチ曳航異常に備える」
東京工業大学航空研究部OB会 津久井潤
<講習内容>
ウインチ曳航中の事故は昔から続き、その事故防止は不朽のテーマです。2005年からイギリスで始められたウインチ曳航中の重大事故撲滅キャンペーンの取り組みを紹介しながら、日本でも活用できるその要点について解説していきます。
参加人数
70人
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プログラム2-3
15:35~16:50 滑空スポーツ講習会・講演3 「最近のATC事例および航空事故調査への対応について」
(公社)日本グライダークラブ 鈴木 重輝
<講習内容>
「最近のATC事例および航空事故調査への対応について」
・自衛隊機とグライダーの接近事例
・航空事故調査への対応について
参加人数
70人
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講習会を終えて
参加者コメント:
・ウインチ曳航や空域、事故処理の件など実際に経験や対応された方々の生の話が聞けたため。このような内容はマニュアルや本では学ぶ事が出来ない、生の講習会で講師の方経由でしか提供できない内容だと思いました。
・Winchの体験はありませんが グライダーの事故を英国がどの様に減らしたのか、事故を防ぐテクニックなどが大変参考になった。
・事故対応については今までにないテーマ。間接的に事故抑止に働くと思います。
・特に津久井さんのウインチについての講義がとてもよかったです。つい先日からグライダーを再び始めたのですが、お世話になっているクラブがウインチ曳航ですので、30年以上前の復習も兼ねてとても良い内容でした。統計を見て、飛行実績を分母とした事故発生率がとても高いことに改めて驚きました。
・過去(会場での)の講習会での効果と同じだと思う。さらに資料を予めお送り戴けたのである程度予習ができたのは良かった。資料(内容・密度)も素晴らしい。ただ講師を直接拝せないのが残念。講師のみ大きい画面になる?か。
・チャットでタイムリーに補足が入る点がよかった。