運輸安全委員会 重大インシデント報告書 2019/12/21 スーパーディモナの離陸上昇中にエンジン出力が低下
2019年12月21日松山空港で発生したスーパーディモナの離陸上昇中にエンジン出力が低下したことによる緊急着陸の重大インシデントについての報告書が運輸安全委員会のホームページに掲載されています。
本重大インシデントは、同機の離陸中、エンジンの左キャブレターから適切に燃料供給されなかったことにより、エンジン不調が発生して継続的な出力の損失に至ったものと考えられる。
左キャブレターから適切に燃料供給されなかったことについては、キャブレター内部のフロートのインサートが変形していたことにより、フロートの動作不良が発生したことによる可能性が考えられる。