滑空スポーツ講習会2019 第6回 福岡 開催報告

開催概要

日時:2020年2月16日(日)10:30 – 12:00 / 13:00-17:00
場所:福岡 リファレンス駅東ビル貸し会議室 G
主催:公益社団法人日本滑空協会  
後援:国土交通省 航空局

プログラム

10:30~12:00 滑空記章試験員講習会 「日本滑空記章規程類の変更について」(試験員・公式立会人対象)
(公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫

参加人数

11 人

資料ダウンロード

 

 

プログラム

12:45~13:00 講習会参加受付

13:00~14:45 航空安全講習会 講演1 「最近の変更点ほか」    
        (株)エーサップ   浦松 香津子

14:55~16:45 航空安全講習会 講演2 「グライダー競技の世界、ステップアップを自ら考えられるパイロットになるためには?」 
        (公社)日本グライダークラブ 丸山 毅

参加人数

63人

資料ダウンロード

 

 

講習会を終えて

講師コメント 丸山講師
今回初めて福岡でセミナーをさせて頂きました。多くの学生の皆さんにも参加頂きました。テーマとしては以下の3つをお話しさせて頂きました。

1 世界選手権への参戦から得られた、ステップアップを自ら考えられるパイロットになるためには、どのような思考様式、行動様式が必要になるか?

グライダーの上達って結構難しいですよね。もっと早く上達できるようになれれば、もっと楽しめる人が増えてきて、この面白いグライダースポーツを長く続けてくださる人が増えてくれるのではと思っています。世界選手権挑戦の中で上達につながるメソッドを探していて、スポーツの世界で一般的に行われている方法をグライダーの世界で実践している方式についてお話しさせて頂きました。

2. ソアリングに必要なこと 

ソアリングって難しいですよね。正しいソアリングをするために必要な、上昇気流(重力変化)を感じる、そのためにはどうしたらよいかと、前提となる正しい上昇気流の形のイメージ作りについてお話をさせて頂きました。

3. 世界選手権について

テーマを盛り込みすぎて、お話しする時間が短くなってしまいましたが、、2018年のチェコ共和国での世界選手権を例に、グライダー競技の世界をご紹介しました。

懇親会に参加した学生の方には、学生選手権で優勝したいという、結果目標に対して、行動目標に分解して、SMARTな目標設定をしてみて、なにができるか(できないか)をワークショップしてみました。(セミナー中にここまで出来たら面白かったかも知れません)

皆さんが次にフライトするときに(する前に)、実践してみようと思うヒントが一つでも得られればと思います。

 

この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています