小型航空機等に係る安全推進委員会（第５回）が開催されました

小型航空機等に係る安全推進委員会（第５回）が開催されました。議事概要、配付資料が公開されましたのでお知らせします。

小型航空機等に係る安全推進委員会（第５回）　

幸いグライダーの事故はこの一年発生しておりませんが、小型航空機の事故は続いております。配布資料1に、小型航空機の最近の事故の一覧、主な事故の概要について、配付資料2には航空局の安全への取組、今後の方向性が記載されています。

これまでもご紹介させていただいてきました安全推進委員会の取組が掲載されています。安全情報発信のための「航空安全情報ポータル」の新設、操縦士のメールアドレス収集と安全啓発メールマガジン発行、安全啓発動画作成、操縦士・整備士対象の安全講習会開催です。

自家用操縦士に対しては、指導監督の強化方針として特定操縦技能審査を実態調査するとともに、諸外国の事例などを参考に標準チェックシートの作成や小型航空機の事故事例を特操審の受審機会を通して各パイロットに周知するなどの策が検討されているようです。（滑空界でも昨年度から続いて3つのクラブに航空局からの特定操縦技能審査の実態調査が行われました）　
なお、操縦技能審査員の方向けのアンケートが行われましたが、回答率が高くなかったようです。官民共通の目標である小型航空機の事故撲滅に向けて、操縦技能審査員の皆様のご協力を重ねてよろしくお願いいたします。