小型航空機等に係る安全推進委員会(第4回)に参加してきました

グライダーパイロットの皆様へ

JSA常務理事の日口です。

去る2018年3月14日に行われた第4回「小型航空機等に係る安全推進委員会」に出席してきました。
この委員会は、近年度重なる小型航空機等の航空事故やイレギュラー運航を踏まえ、自家用機を含む小型航空機の更なる安全対策の構築及び推進が必要との判断から、航空局内の各部署と小型航空機等の運航関係者とが横断的に意見交換・情報共有し、積極的に安全運航に寄与していこうと1年半前ほどから始められた取り組みです。
JSAは、AOPA-Japanや全日本ヘリコプター協議会、日本飛行連盟、官公庁(警察庁、消防庁、et)などとともに委員会のオブザーバーという立場で発言、提案の場を与えられています。

配付資料はこちらからダウンロード出来ます。

航空局の取組、方向性について

現在、航空局では特に組織的に活動していない自家用操縦士等に安全情報が行き渡るように、メールマガジンなどを使って情報発信する仕組みを構築しようとしています。
また、今回のメールマガジン(第5号)では航空局トップページからワンクリックで小型航空機の安全情報を閲覧できる旨の案内も発出しています。

「小型航空機の安全情報」ページへのリンク

グライダーパイロットの皆様が安全情報を手軽に入手できるよう、航空局も体制を構築されようとしておりますので、これらの動きに関心を持っていただくとともに、これを機会に是非メールアドレスの登録を行い、自ら積極的に安全情報を入手いただきますようよろしくお願いいたします。
以前もご案内させていただいております、メールマガジンへの登録方法はこちらになります。
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000012.html

JSAとしましても、この委員会を通じてグライダー界の安全運航についての取り組みやFLARM, SPOTといったグライダー向けの新しい安全ツールの導入などを航空局に働きかける努力を積極的に続けてまいりますので、皆様のお力をJSAにお貸しいただけますよう、この場をお借りしてお願い申し上げます。