滑空スポーツ講習会2026(EMFT実技講習)開催案内
日本滑空協会では、本年度も(独)日本スポーツ振興センターよりスポーツ振興くじ助成を受けて、下記要領にてEmergency Maneuver Flight Training (EMFT)講習(異常姿勢からの回復トレーニング)を行います。実技講習会の習熟を高めるためには学科の知識が欠かせません。そのため、実技講習受講には事前の学科講習の受講・確認テストの合格を必須とさせていただいております。是非、学科と実技をセットでお申し込みください。
(櫻井講師より、EMFT講習会の案内コメントを頂きました)
昨年、痛ましい事故が発生したことを受け、同様の事故の再発、そして事故の連鎖を防ぐためにも改めてヒューマンファクターに焦点を当てた教育の重要性が強く認識されています。
航空機は年々技術的に発達していますが、依然として航空事故の約8割はヒューマンファクターに起因するとされています。重大事故は、パイロットの技量や経験に関わらず発生しています。
人間は本来、空を飛ぶようにできておらず、そのため、本講習では、重大事故に至るまでの状況を分析しながら、「なぜその判断に至ったのか」、「なぜ回避できなかったのか」、「どうすれば防ぐことができたのか」という視点で、ヒューマンファクターを中心に考えていきます。
【講習形式】
対面およびリモートのハイブリッド形式で実施予定です。
会場ではディスカッションや質疑応答も可能ですので、教育方法やクラブの安全体制についてのご相談も歓迎いたします。
*当日のご都合がつかない方は、後日募集するオンデマンド講習で録画受講をすることが可能ですが、実技講習会申し込み前までに確認テストを完了してください。
【学科講習会の対象】
・操縦教育証明保持者または指導者
・自家用・事業用技能証明保持者
・訓練生(ソロ前の方も参加可能)
レベルは問いません。また実技講習の受講予定がない方も参加可能です。
【講習内容について】
本講習は3時間の学科講習であり、内容は主に「日本で発生した事故の傾向と分析」、「ヒューマンファクター」、「異常姿勢から事故に至るプロセスとその回避」に特化して実施いたします。この講習会には理解度が全く異なる練習生から操縦教員まで参加するため、基本的な航空工学(失速、スピン、荷重倍数等)の詳細な解説は本講習では扱いません。
【事前学習の推奨】
異常姿勢回避やヒューマンファクターの理解には航空工学の基礎知識(失速・スピン・荷重倍数等)が不可欠です。体系的にグライダーの航空工学を学んだことのない方は、日本グライダークラブが実施しているオンデマンド航空工学講習会を事前に受講されることを強く推奨いたします。
日本グライダークラブ 知識を『操縦の判断力』に変える2日間集中速習コース【第1回 航空工学】
講習会案内
リンク→https://www.glider.jp/info/instructor_seminar_ondemand_2025_01/
本講習が、皆様の安全意識向上と事故防止に寄与することを願っております。
講習会で皆様にお会いできることを楽しみにしています。
公益社団法人日本グライダークラブ
インストラクター 櫻井 玲子
表1. 2026年度EMFT講習(異常姿勢からの回復トレーニング)
| 日時 | 場所 | 申込ページ | 申込状況 | 申込締切 |
|---|---|---|---|---|
| 2026/06/14(日) 13:00 - 17:00 | 学科講習第1回 航空会館505号室 + オンライン ハイブリッド | 申込ページ | 終了 25名申込 | 2026/6/13 |
| 2026/06/21(日) 13:00 - 17:00 | 学科講習第2回 航空会館505号室 + オンライン ハイブリッド | 申込ページ | 終了 | 2026/6/20 |
| いつでも視聴可能 | 学科講習 オンデマンド講習コース | 申込ページ | 受付中 | 2026/11/30 |
| 2026/11/07(土)-11/08(日) | 実技講習 関宿滑空場 | 申込フォーム | 2026/9/30 |
|
| 2026/11/13(金)-11/15(日) | 実技講習 阿蘇場外離着陸場 | 申込フォーム | 2026/9/30 | |
| 2026/11/21(土)-11/23(月祝) | 実技講習 板倉滑空場 | 申込フォーム | 2026/9/30 |
1.主催:
公益社団法人日本滑空協会(JSA)
2.主管:
NPO法人九州グライダースポーツ連盟
公益社団法人日本グライダークラブ
NPO法人関宿滑空場
3.開催日時及び開催場所
(2) EMFT実技講習
第1回 2026年11月07日(土)~08日(日) 関宿滑空場(千葉県野田市)
第2回 2026年11月13日(金)~15日(日) 阿蘇場外離着陸場(熊本県阿蘇市)
第3回 2026年11月21日(土)~23日(祝) 板倉滑空場(群馬県板倉町)
※実技講習には航空法申請が必要となります(実技講習申込時に必要事項を確認させていただきます)
<実技講習基本スケジュール>
10:00 集合
10:00~11:00 実施要領ブリーフィング
11:00~12:00 フライト実習
12:00~13:00 昼食
13:00~16:00 フライト実習
16:00~18:00 デブリーフィング
※時間については、変更される場合があります。
※天候により、座学での対応、延期または中止することがあります。
4.使用機体
L23 (阿蘇)
TwinⅡ(板倉)
TwinⅡ(関宿)
5.内容
(2)EMFT実技講習
・複座機を使用(航空機曳航)
・飛行前点検(重量重心位置,舵のストローク)
・曳航(索切れ処置、三次元視野)
・高度 4,000 ft から、一連の異常姿勢回避訓練を実施
・低速飛行姿勢確認
・フルスピン(バンク10°、バンク30°)
・スピンとスパイラルとの違い
・スリップからのスピン
・旋回から自転への移行
・ラダーの副次効果
・スピン移行中の毛糸の動き
・急旋回(バンク45°)からの失速
・エマージェンシーアプローチ
6.講師
公益社団法人日本グライダークラブ
インストラクター 櫻井 玲子 氏
7.参加費
(2)EMFT実技講習
JSA ジュニア会員(25歳以下) 2,000円
JSA会員 3,000円
一般ジュニア(25歳以下) 6,000円
一般 12,000円
※参加費のほかに、別途曳航料がかかります。(曳航料については、各主管クラブにお問い合わせください)
※上記料金には教材費を含みます。
※現在JSA会員でない方で、この機会にJSA入会いただける方には会員価格が適用されます。申込フォームでは会員入会希望・ジュニア会員入会希望を選択して申し込み、別途「入会のご案内」ページから入会申込をお願いします。
8.募集人員
(2)EMFT実技講習
阿蘇会場開催分は6名/日、関宿会場、板倉会場開催分については5名/日
※先着順。満員になった場合、補欠登録となります
9.参加要件
単座機または単座で飛行しているパイロット(推奨)、インストラクターの方
単独飛行前の練習生の方も可能
※単独飛行前の方は別途各クラブにお問い合わせください。
※実技講習に参加ご希望の方は、学科講習の受講および確認テストの合格が必要です。実技講習参加申し込みの前に、確認テストを受けて合格してください。
10. 申込および支払方法
(1)申込方法
表1「2026年度EMFT講習(異常姿勢からの回復トレーニング)」中にあります「申込ページ」よりお申し込みください
(2)支払方法
実技講習については当日現地でお支払いとなります。詳細は各主管クラブにお問い合わせください。
11.問い合わせ先
学科講習:JSA講習会担当(日口、丸山)
JCF06757@nifty.ne.jp 070-4035-9554 日口
実技講習:開催主管クラブへ直接お問い合わせ願います。
阿蘇:shinjikodamagss@gmail.com TEL.080-5096-9123(担当:児玉)
板倉: 日本グライダークラブ問い合わせフォーム TEL.0276-77-0830(担当:丸山)
関宿: sorasuki50@gmail.com, nposekiyado@sekiyado-gf.jp TEL.04-7198-1401 (担当:篠原、伊藤)
12.その他
(1)申し込み・参加にあたっては、講習会スタッフや主管クラブの指示に従って行動してください。指示に従って頂けない場合、参加をお断りする場合があります。
(2)申込後の変更については講習会担当にご連絡ください、事務局で対応します。
13.参考 過去の参加者の声
参加を検討する際の参考に、過去の参加者が何を感じ、学べたかのご紹介をします。同じような不安、悩みを持っている方、是非講習に参加して自分の不安を取り除いてみませんか?
(2024年度開催の参加者の声・・・抜粋)
<オンライン学科講習>
・最近起こった事故にも触れて話をされていて、身近なことなんだと実感できて良かったです。
・自分の日ごろの経験でもそうですが、失敗は複数のエラーの連鎖の結果なので、エラーの連鎖をどうやって食い止めることが出来るかを前もって考えておくことは大事だと改めて思いました。事例を知って自分の失敗経験も生かして安全に飛び続けたいと思いました。
・内容が盛りだくさんでした。今後CRM、TEMが重視されるとのことですので、CRM/TEMの時間配分をもっと増やして欲しいと思いました。


