2019年第7回全国グライダークラブミーティング 開催報告
全国のグライダークラブの皆様
(公社)滝川スカイスポーツ振興協会(SATA)の日口です。こんにちは。
そして、台風被害に遭われた多くのクラブ・会員の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
そのような中、11月2日・3日の両日、静岡県浜松市にあるクリエート浜松にて標記ミーティングが予定通り開催されました。
当日は全国の14団体25名のクラブ代表者が集まり、冒頭には今回の幹事クラブである中部日本航空連盟本部を代表して、富田事務局長様からご挨拶いただいた後、各クラブからの活動報告とそれに関連したディスカッションを行いました。
(ご準備いただきました中部日本航空連盟所属の各クラブの皆様には改めましてこの場をお借りしてお礼申し上げます)
各クラブからの報告事項では、それぞれのクラブが近年取り組んでいる様々な活動の紹介が行われ、それに関するディスカッションが中心となりました。特に、地元・浜北スカイスポーツ連盟からは「ミズベリング」という国土交通省が提唱している官民一体の協働プロジェクトの紹介があり、平素河川敷を利用している全国のグライダークラブの新しい可能性を示してくれるものでした。
また、多くのクラブが他のクラブの参考となる活動の紹介やヒントについての報告を行っていただきました。
今年は人身事故に至るような大きな事故はいまのところありませんが、3件の事故と2件の重大インシデントが発生しています。そのうち5月の飛騨での不時着事故、そして9月に発生した重大インシデントについての詳細な報告があり、事故/インシデント情報の即時共有ということで、その時点でわかっている情報を当該クラブより入手し週末の運航に資する注意喚起をJSA安全委員長が行うという流れを確認し合いました。さらに、長野からは世界選手権を誘致したいという構想が発表され、計画が進んだ段階で逐次報告をいただくとともに各クラブで協力できるところを協力していこうということになりました。
各クラブの抱える悩み・課題は直接的に滑空界としての悩みでもあるため、さらに連携を深め、一歩ずつでもこれら共通の問題点・課題に一致協力して立ち向かい、解決していく姿勢が改めて確認された次第です。
自分たちの世界は自分たちで良くしていくんだ、という信念の下、現在全国18のクラブ(団体)がこの活動に参画しています。特に関東エリアのクラブの参画が進んでいないのでこの活動に加わっていないクラブ、興味のある方は是非下記までご連絡ください。一緒に楽しい滑空界をつくっていきましょう!
来年は、今のところ長野又は関宿での開催を予定しています。皆さん、 またお会いできるのを楽しみにしています!(それまではMLで^^;)
全国グライダークラブミーティング代表
日口 裕二 JCF06757@nifty.ne.jp
TEL.090-8639-8271
所属:SATA 0125-24-3255 sata@rapid.ocn.ne.jp
第7回グライダークラブミーティング議事録(PDF)
00_議事録:第7回GCM_20191214