第15回スカイスポーツシンポジウムの報告

平成21年12月5日(土)日本大学理工学部(駿河台校舎)で開催され、1件20分の一般講演が16件発表されました。内訳は人力飛行機関係8、滑空機関係1、マイクロライト関係2、模型飛行機関係5でした。

当協会から実行委員として参加された植田展生さんのレポート

15thスカイスポーツシンポジウム報告書(PDF)

グライダー曳航索の安全装置について 加瀬康裕氏(日大理工)
論文概要:ウインチ曳航用ヒューズは金属平板の中心に開けられた穴による応力集中を利用して切断荷重のコントロールを行っている。まず穴の径、中心位置からのずれなどが応力集中に与える影響を理論的にまとめ、次に52本の8.5kN容量のヒューズの形状測定を行い、実際に10本の引張試験を行った。10本の平均破断荷重はほぼ規定値の8.48kNだったが、最小値8.12kN,最大値9.25kNで分散は72.4となった。
論文本編「グライダー曳航索の安全装置について」(PDF)