日本滑空記章規程改定のお知らせ

日本滑空協会(JSA)では滑空スポーツ愛好者育成事業の中心として日本滑空記章の技量認定・発行を行っています。2019年10月1日付で日本滑空記章規程と関連規程を改定し、試験内容と申請書式を更新しましたのでお知らせします。これは、従来規程が機材や飛行の進歩に合わなくなっている部分を修正するとともに、記章申請時にできるだけ不具合が起きないよう実務的な要領を見直したものです。

また、会員の皆様に対する申請料の免除を、従来の日本滑空記章登録料だけでなく滑空記章(物理的なバッジ)交付申請料まで拡大しました。これにより、例えばこれから記章に挑戦するジュニア正会員の場合には、滑空記章申請時に日本滑空協会へご入会頂くと、日本滑空協会ジュニア正会員入会金(1,000円)と初年度年会費(6,000円)分が、日本滑空記章登録料(\1,000)と滑空記章交付申請料(1,500円 x 4(A章~銅章)=6,000円)によって相殺されることになります。

滑空記章申請の機会にぜひJSA入会をご検討いただきたいと思います。(ご入会は「こちら」から)

 

1. 改定・新設した規程類 

滑協規第005 号:日本滑空記章規程 (改定)

滑協規第006 号:日本滑空記章試験員規程 (改定)

記則第001 号:日本滑空記章細則 (新設)

日本滑空記章各章課程(改定)

 

2.改定の趣旨

2.1 全般

記章試験の内容など、今後もタイムリーな改定が必要になる部分を「細則」として規程本体と分離しました 。また、記章規程の改定に整合するよう、試験員規程、各章課程を改定しました。

2.2 各章の位置づけの明確化

A章:

初ソロを要件とする「単独飛行試験」とし、操縦教員によって管理された環境・条件で単独飛行を行える技量を認定します。実際には必ず実施される単独飛行に必要な知識の確認を明文化しました 。

B章:

上昇気流のある条件下で 30分の滞空飛行を目指す「C章トライに出られる技量」(滑翔飛行ができるような環境・条件で相当程度自己の判断により単独飛行を行える技量)を認定します。

C 章:

実際に滑翔飛行を行った技量を認定します。30 分の滑翔飛行と急旋回・指定地着陸の飛行試験とを実施して認定します。なお、従来の規程では損失高度600m以下とされていましたが、離脱高度がこれを超えた場合の救済規程を設けました。

銅章:

滑翔飛行および野外飛行ができる技量を認定します。日本国内では、上空から見て全く初めての場所に場外着陸することは事実上許されないので、他の滑空場もしくはあらかじめ調査した場外着陸場に着陸することを想定して、学科試験と実技試験を整理しました。

なお、滞空=即バッジではなく、30分、2時間もしくは1時間2回の滑翔試験はC 章、銅章の要件の一部であり、C 章の「急旋回飛行+指定地着陸試験」、銅章の「野外着陸試験」「学科試験」と合わせて初めて技量認定されます。

 

3.様式の改定

試験報告書に「チェックリスト」を追加し、不適切・不完全な報告書の削減を図ります。