[航空局] 小型航空機の安全の確保について
航空局 安全部 安全政策課からの事務連絡についてご案内します。
日頃より、航空行政にご理解ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
令和7年7月7日、個人が運航する飛行機(セスナ式172P 型)が宮城県栗原市の場外離着陸場(滑走路長:480 メートル)に着陸した際、滑走路をオーバーランし、崖付近で停止した重大インシデントが発生しました。
同場外離着陸場においては、昨年令和6年10月27日にも、同型式の飛行機が滑走路をオーバーランし、崖から落下した航空事故が発生しています。
上記航空事故等については、いずれも運輸安全委員会において調査中ですが、このような事故等の再発防止に資する一般的な留意事項として、貴会傘下会員に対し、下記事項について周知徹底願います。
・飛行計画を作成する際に、滑走路面の状態、気温、重量重心等を正確に把握し、必要滑走路長を確認すること。
・短い滑走路に着陸する際は、特に、風の状況及び進入姿勢(速度、高度等)に細心の注意を払うこと。
・着陸時において接地点が伸びる場合は、躊躇なく復行を行うこと。
【事務連絡】小型航空機の安全の確保について(日本滑空協会)