滑空スポーツ講習会2025(航空安全講習会(グライダー特化)、滑空記章試験員講習会) 開催案内

各位

今年度も(独)日本スポーツ振興センターよりスポーツ振興くじ助成を頂き、滑空スポーツ講習会学科講習会(航空安全講習会、滑空記章試験員講習会)を5回開催いたします。奮ってご参加ください。

航空安全講習会(グライダー特化)

開催概要

主催 公益社団法人日本滑空協会  

後援 国土交通省 航空局(予定)

時間 13:00~17:00

この講習会の前半は航空局通達国空乗2077号に沿った内容を含んだ航空安全講習会として開催されます。受講者は特定操縦技能審査の一部が免除されます。
後半は滑空スポーツ講習会として、様々なテーマ(CRM、グライダー気象、ウインチ曳航)について、各分野の講師からお話ししていただきます。

多くの皆様に参加頂きたく、周囲の方にも情報展開をお願いします。

 

開催スケジュール、開催地、講習内容

開催回開催日講習種別開催時間開催場所アジェンダ・講師定員申込ページ申し込み状況
第1回2025/12/6(土)航空安全講習会/滑空スポーツ講習会13:00-17:00東京 航空会館504会議室*「最近の変更点ほか」 (公社)日本滑空協会 常務理事 佐志田伸夫
*「CRM(前段)」 SRC研究所 松本茂治
会場20名、オンライン90名申込ページ
第2回2026/01/24(土)航空安全講習会/滑空スポーツ講習会13:00-17:00名古屋 TKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前 カンファレンスルーム3C*「最近の変更点ほか」 (公社)日本滑空協会 常務理事 佐志田伸夫
*「CRM(後段)」 SRC研究所 松本茂治
会場50名、オンライン90名申込ページ
第3回2026/02/07(土)航空安全講習会/滑空スポーツ講習会13:00-17:00仙台 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 カンファレンスルーム7C*「最近の変更点ほか」 (公社)日本滑空協会 常務理事 佐志田伸夫
*「調整中」株式会社ウェザーニューズ 内藤邦裕/(公社)滝川スカイスポーツ振興協会 日口 裕二
会場50名、オンライン90名申込ページ
第4回2026/02/15(日)航空安全講習会/滑空スポーツ講習会13:00-17:00福岡 TKPガーデンシティ博多新幹線口3-A*「最近の変更点ほか」 (公社)日本滑空協会 常務理事 佐志田伸夫
*「SRM」 SRC研究所 松本茂治
会場50名、オンライン90名申込ページ
第4回2026/03/07(土)航空安全講習会/滑空スポーツ講習会13:00-17:00札幌 TKP札幌駅カンファレンスセンター カンファレンスルーム2C*「最近の変更点ほか」 (公社)日本滑空協会 常務理事 日口裕二
*「クリティカルワンミニッツに備える」 東京科学大学グライダー部OB会 津久井 潤
会場30名、オンライン90名申込ページ

今年度はすべての回で会場開催とオンラインの併催となっています。

松本茂治講師の講習(第1回「CRM(前段)」第2回「CRM(後段)」第4回「SRM」の講習内容は、シリーズものとなっております。必ず、CRM(前段)、CRM(後段)、SRMの順での受講をお願いします。(第1回「CRM(前段)」、第2回「CRM(後段)」、第4回「SRM」の講習は、講習修了後にオンデマンドで受講できるコースを準備する予定です。)

松本茂治講師には2023年度「熟練者のエラーマネジメント」、2024年度に「コンプレセンシー」で登壇いただいております。今回の講習会は、事前に「熟練者のエラーマネジメント(2023年度実施)」、「コンプレセンシー(2024年度実施)」を視聴頂いた上で参加いただくと、講習の理解が促進されます。松本講師の講習を申し込み頂いた方には、「熟練者のエラーマネジメント(2023年度実施)」、「コンプレセンシー(2024年度実施)」の録画のURLをご案内しますので、事前に録画を視聴されてからの受講を推奨します。

参加機会を増やすためにオンデマンド(動画受講+確認試験)で後日受講できるようにいたします。準備でき次第、このページでお知らせします。

 

講師紹介、講演内容

<講師紹介>

佐志田 伸夫(さしだ のぶお)氏

<講師プロフィール>

・(公社)日本滑空協会 常務理事/事務局長 

・特定操縦技能審査員

・滑空機公式立会人、日本滑空記章試験員

(公財)日本学生航空連盟 指導員

・技術士(総合技術監理部門、電気電子部門)

<講演内容>

・滑空記章試験員講習会 「日本滑空記章規程類について」

・航空安全講習会 「特定操縦技能審査・最近の変更点等」


<講師紹介>

松本 茂治(まつもと しげはる)氏

<講師プロフィール>

・元 朝日航洋(株)にてTEM/CRM、AMRM、防災航空隊CRM 訓練教官
・元 VOICES (ATEC)において管制・運航(小型機)に関する分析担当者
・元 日本ヒューマンファクター研究所 研究主幹として講演、コンサルタント
・現在 SRC研究所 研究主幹として講演、事故分析、コンサルタント
・ヒューマンファクター関連の講師

<講演内容>

・CRM(前段)(2025/12/6 東京開催)

1.概 要
これまでの講演では、「熟練者のエラーマネジメント」、熟練者が陥りやすい「コンプレィセンシー(Complacency)」について、CRMに必要なヒューマンファクター、ヒューマンエラーを主体にお話ししてきました。
これを踏まえ、今回のCRM(前段)では、次の内容についてお話しします。

2.CRMの概要について(前段 短縮版)
・ CRMの誕生と進化
・ CRMの目的、効果等
・ CRMスキルー1 状況認識
・ CRMスキルー2 コミュニケーション

・CRM(後段)(2026/1/24 名古屋開催)

1.概 要
これまでの講演では、CRMに必要な基礎的な知識として、ヒューマンファクター、ヒューマンエラーに関し、「熟練者のエラーマネジメント」、熟練者が陥りやすい「コンプレィセンシー 」でお話しをし、そしてCRMに関しては、その概要と2つのスキル(状況認識、コミュニケーション)についてお話ししてきました。
今回のCRM(後段)では、次の内容についてお話しします。

2.CRMの概要について(後段 短縮版)
・ CRMスキル-3 問題解決
・ CRMスキル-4 チームづくり
・ CRMスキル-5 作業負荷の管理
・ スレット & エラーマネジメント(TEM)

・SRM(2026/2/15 福岡開催)

1.概 要
これまでの講演では、CRMに必要な基礎的な知識として、ヒューマンファクター及びヒューマンエラーに関し、「熟練者のエラーマネジメント」、熟練者が陥りやすい「コンプレィセンシー」でお話をし、そしてCRMに関しては、その概要と5つのスキルについてお話ししてきました。
今回は、SRMについて次の内容についてお話しします。

2.SRMの概要について(短縮版)
 ・ SRMの概要
 ・ SRMスキル


<講師紹介>

内藤 邦裕(ないとう くにひろ)

<講師プロフィール>

所属:(株)ウェザーニューズ

1965 年 静岡県生まれ
1985 年 筑波大学にて局地気象研究のためにハンググライダーを始める。
1990 年 同大学院卒業後、民間気象情報会社(株)ウェザーニューズに入社。解析予報の現場および局地予報技術開発に携わる。
現在、同社の気象予報センター内、ナウキャストセンター( 対流・局地気象予測の専門チーム) の統括リーダー、気象予報士。
1990 年以降、現在まで、国内で行われたハンググライダー、パラグライダー、熱気球の各世界選手権、ワールドカップなどで予報を担当。
リオデジャネイロオリンピック・各競技日本代表チームピョンチャンパラリンピック・クロスカントリー日本代表チームに帯同して気象予報をサポートし、メダル獲得に貢献。
東京2020気象情報センター解析予報統括、佐賀インターナショナルバルーンフェスタ気象チーフ(現任)。
2023年、スカイスポーツ気象予報・気象教育の実績によりFAIスポーティングメダル授賞。
現在ハンググライダー・クラス5 ( リジッドウィング) パイロット。総飛行時間およそ2,500 時間、近年は年間70~80 時間程度。

<講演内容>

調整中


<講師紹介>

津久井 潤(つくい じゅん)氏

<講師プロフィール>

所属:東京科学大学グライダー部OB会/(公社)日本グライダークラブ/諏訪市グライダー協会/NPO関宿滑空場/日本学生航空連盟

1983年初飛行、事業用操縦士(上滑)・自家用操縦士(動滑)、東京科学大学グライダー部監督。板倉、霧ヶ峰、関宿、妻沼にて活動中。

<講演内容>

「クリティカルワンミニッツに備える」

滑空機の事故の約9割は、離着陸中1分ほどのごく短い時間帯に集中しており、その半数が離陸時に起きている。
英国滑空協会が2005年から継続的に取り組み、ウインチ事故を激減させた方法を中心に、離陸事故の8割を占めるウインチ曳航と航空機曳航に潜むリスクと対処法について解説する。


<講師紹介>

日口 裕二(ひぐち ゆうじ)氏

<講師プロフィール>

所属:(公社)日本滑空協会 常務理事
(公社)滝川スカイスポーツ振興協会 理事・事務局長

大阪生まれ
1980年 北海道大学体育会航空部でグライダーを始める
1985年 操縦教育証明(滑空機)取得
1987年 滝川で飛び始める
1989年 北海道滝川西高等学校に赴任
1993年 滝川市スカイスポーツ課に配属 
    以降、スカイスポーツのまちづくりに邁進 
    運航主任、主任教官を歴任
2021年 滝川市役所を定年退職し、現職に至る
    日本滑空協会常務理事として、クラブ間連携や講習会事業を担当
総飛行時間12,000時間、128,500km 3ダイヤモンド+1,000km章 
NZ選手権 2017年3位、2019年4位、2025年6位(The Hansell Trophy)

著書に、『雲と風』、ソアリングエンジンシリーズ1~4(訳書)など

<講演内容>

・第3回講習会については調整中

・滑空記章試験員講習会 「日本滑空記章規程類について」

・航空安全講習会 「特定操縦技能審査・最近の変更点等」

 

参加費

日本滑空協会会員、ジュニア正会員、航空5団体会員(注) 会費 1,000円

非会員(一般)                     会費 5,000円

非会員(一般ジュニア)                 会費 3,000円

 

航空5団体:(公社)日本航空機操縦士協会NPO法人 AOPA-JAPAN(一社)日本飛行連盟認定NPO法人 全日本ヘリコプター協議会、(公社)日本滑空協会

ジュニア:25歳以下

※現在日本滑空協会会員でない方で、この機会に日本滑空協会へ入会いただける方には「会員価格」が適用されます。講習会参加申込フォームで「会員入会希望」・「ジュニア会員入会希望」を選択して申し込み、別途「入会のご案内」ページから入会申込をお願いします。

※2023年度より、航空5団体の申し合わせで、5団体会員以外の一般の受講費を変更させていただきました。

 

申込方法

参加申込は各講習会スケジュールのページから申込をお願いします。

 

その他

資料は前日までに pdf で配布します。当日の手元資料にご利用ください。

すべてのセミナーは動画撮影予定です。セミナー後、参加者にはURL限定公開でオンデマンド視聴をご案内予定です。オンデマンド視聴の方については、講習受講後に理解度確認テストを受けて頂いた後に航空安全講習会受講票が送付されます。

 

滑空記章試験員講習会(受講料無料)

滑空スポーツ講習会学科講習会の午前中(10:30~12:00)、会場+オンライン併催にて滑空記章試験員の講習会を開催します。

試験員の方で知識をブラッシュアップしたい方、新たに認定を希望される方は受講をお願いします。

試験員以外の方の聴講も受け付けます。お気軽にご参加ください。(事前準備の都合上、予め申し込みをお願いします。)

講師:日本滑空協会 常務理事・事務局長 佐志田 伸夫 / 日口 裕二

開催スケジュール、開催地、講習内容

開催回開催日講習種別開催時間開催場所アジェンダ・講師定員申込ページ申し込み状況
第1回2025/12/6(土)滑空記章試験員講習会10:30-12:00東京 航空会館504会議室*日本滑空記章規程類について (公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫会場20名、オンライン90名申込ページ
第2回2026/01/24(土)滑空記章試験員講習会10:30-12:00名古屋 TKPガーデンシティPREMIUM名古屋駅前 カンファレンスルーム3C*日本滑空記章規程類について (公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫会場50名、オンライン90名申込ページ
第3回2026/02/07(日)滑空記章試験員講習会10:30-12:00仙台 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 カンファレンスルーム7C*日本滑空記章規程類について (公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫会場50名、オンライン90名申込ページ
第4回2026/02/15(日)滑空記章試験員講習会10:30-12:00福岡 TKPガーデンシティ博多新幹線口3-A*日本滑空記章規程類について (公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫会場50名、オンライン90名申込ページ
第5回2026/03/07(土)滑空記章試験員講習会10:30-12:00札幌 TKP札幌駅カンファレンスセンター カンファレンスルーム2C*日本滑空記章規程類について (公社)日本滑空協会 日口 裕二会場30名、オンライン90名申込ページ

今年度はすべての回でオンラインの併催となっています。

参加機会を増やすためにオンデマンド(動画受講+確認試験)で後日受講できるようにいたします。準備でき次第、このページでお知らせします。

 

申込方法

参加申込は各講習会スケジュールのページから申込をお願いします。

 

この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています