JSA滑空スポーツ講習会2021 EMFT講習オンライン学科講習会開催報告

2021年7月3日(土)~11日(日)の4日間、EMFT講習のオンライン学科講習会を実施いたしました。

この講習会は、グライダーパイロットが飛行活動中、不意に異常姿勢に陥った場合でも適切に回復できるようトレーニングを実施することで航空事故を未然に防ぐことを目的に実施しているもので、本年度も(独)日本スポーツ振興センターよりスポーツ振興くじ助成を受けて実施したものです。

今年度は参加者の声を活かし、実技講習への参加者数を増やせるよう、学科講習は実技講習とは別日程でオンラインにより開催することとしました(オンライン学科講習は自家用パイロットを主に対象にした「自家用コース」と、インストラクターを対象にした「教証コース」を設定しました)。

参加者は、自家用コースに51名、教証コースに22名でした。(昨年のEMFT実技講習会参加者4回47名)

講師には、EMFT講習を長年にわたり改良を加えてきた(公社)日本グライダークラブフライトインストラクターの櫻井玲子氏を今年もお迎えしましたが、充実した資料と説明に参加者の満足度が高かったことがアンケート結果からもわかります。

 

以下、オンライン学科講習会の『参加者の声』を紹介いたします。

・実績のある櫻井さんの講習を受けることができとても信頼させていただいてます。

・学科講習の中で実技のフライトのビデオが有りましたが、昨年の実技のフライトを思い出すと共に、今年の実技の要領が良く理解出来たので、とても良かったです。

学科と実技を分けて開催する事によって、実技のフライト数が改善されると思うので、コロナ終息後も、この方式が良いと思います。・教証コースと自家用コースを、第1回と第2回で土日を入れ替えてもらえたらと思いました。日曜日は基本的に滑空場での活動があるためです。・将来的に各クラブ自力でEMFTの学科、実技が実施できるようにJSAが適正な教材パッケージ(初級レベル、自家用、教証等レベル別講義内容,絵、動画、資料等)を持つ(提供できる)と良いと思う。 

なお、今回は初めての試みとしてインストラクター向けのコースもセットしてみました。インストラクター向けコースでは10:00-17:00(休憩含む)の6時間をオンラインで開催する長丁場で、当初は参加者の集中力が持つのか心配なところがありましたが、下記の取り組みを行ったことから、参加者同士はお互いに初見の方も多かったと思いますが、オンラインであってもディスカッションが活発に行われた双方向性の高い講習会になりました。
・参加者数が10名強と発言のしやすい人数であったこと
・参加者が「教育証明保持者、ないしは今後教育証明を目指したいと思っている方」と操縦教育への課題意識を持たれていて、レベル感がそろっていたこと
・ビデオオンでの開催、最初に参加者の自己紹介を実施したこと
・櫻井講師から講義中に参加者への問いかけがあることからか、一方向にならず、画面への集中力を維持することになったこと(参加者自身も教育証明保持者ですが、自身の知識のブラッシュアップに繫がったと思います)

9月からいよいよEMFT実技講習会も各地で開催されますが、参加にあたってはオンライン講習会の受講を義務とさせていただいております。7月に都合が悪く参加できなかった方々向けに事前学習用のビデオ講習も用意しておりますので、引き続き奮ってご参加くださいますようよろしくお願いいたします。(実技講習の日程等に関しましては、JSAのHPをご確認ください http://www.japan-soaring.or.jp/2021jsaemft/

 

この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています