滑空スポーツ講習会2020 第8回 札幌 開催報告

開催概要

日時:2021年3月6日(土)10:30-12:00 / 13:00-17:00
場所:オンライン
主 催:公益社団法人日本滑空協会
後 援:国土交通省航空局

プログラム1

10:30~12:00 滑空記章試験員講習会 「日本滑空記章規程類の変更について」(試験員・公式立会人対象)
(公社)日本滑空協会 佐志田 伸夫

参加人数

7人

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プログラム2-1

13:15~14:45 航空安全講習会 講演1 「最近の変更点及び一般知識等の概要など(特定操縦技能審査)」    
        (一社)静岡県航空協会   吉田 徹

<講習内容>

・改訂された特定操縦技能審査実施要領、実施細則口述ガイダンス及び関連通達類、リーフレット類の
滑空機関連部分を抜粋、配布資料とし、講義ではその要点を説明。
・R2年度口述ガイダンスでは富山での飛行機事故における運輸安全委員会の勧告が取り上げられ、そ
の事故調査報告書には「過去の類似事故」として H25年度のMG事故例(日高)が掲載されていますの
で、その後の滑空機のリッジでの事故例(上級・MG)と注意喚起のレビューを織込みました。

プログラム2-2

14:55~16:45 滑空スポーツ講習会・講演2 「安全なウィンチ曳航の理論と実践」
        東京工業大学航空研究部OB会  津久井 潤

<講習内容>

安全なウィンチ曳航を理論から実践まで外国の事例を含め紹介いたします。

参加人数

30人

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講習会を終えて

参加者コメント:
・今回初めて受講させていただきましたが、自分1人で勉強するよりも遥かに理解が深まりました。特に過去に発生した事故の想定原因の解説について、例えば稜線の風下側の下降気流の影響などが、単純に報告書を読み込みよりも実感がわきました。
・BGAのHPを使った津久井氏のウインチ曳航に関する講演がとくに具体的で良かったです。
・慣れないwebでしたが、十分な印象です。やはり対面での講習が望ましいと考えますが、コロナ収束後も年に1,2回webで開催いただくと、地方の者はありがたいです。

この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています