滑空スポーツ講習会2017札幌終了しました
開催概要
日時:2018月3月10日(土)14:15-17:15
場所:札幌 大通青木ビル貸会議室 7F
プログラム
14:15~17:15
『ソアリング、そして、クロスカントリ-。ステップ アップを自ら考えられるパイロットになるためには?』
丸山 毅(まるやま たけし)氏
参加人数
27名
講習会を終えて
どんな内容を期待しているか事前のアンケートを取ってみたところ、中級段階での上達するための方法についての期待値が多いように見えましたので、自ら上達するためにはどうしたらよいかをテーマにしてみました。
グライダーは上達のための方法論、指導メソッドが確立されていないと考えており、最近の自分自身のテーマは上達のための方法論の確立、指導メソッドの確立を考えているので、このあたりの考えているところを纏めてみました。
上達には「楽しさ」が欠かせません。楽しさを感じられたときはどんなときか、参加者の皆さんには参加申込時点でアンケートをお願いして、楽しかったときを思い出してもらい、その楽しさを継続するための考え方のメソッドを伝えるようにしました。
こういった話しですと従来は技術的な話しが多くなりますが、技術的な話しだけだと聞いて終わり、になってしまいがちなので、これを支えるための心の持ち方の話しを前半の2時間にいれました。これは、自分自身がこのあたりの心も持ち方を変えただけで、判断がクリアになった経験をもとに纏めてみました。
3時間の時間を頂きましたが話したいことが多すぎてしまい、時間内に納められるように削ってみましたが、そうすると話し足りない部分も出てきたりで、
うまく纏めて伝えるにはまだまだ修行が必要だと感じて居ます。
皆さんの上達、楽しみに少しでも参考になる部分がありましたら幸いです。
つもりでも曖昧な部分があったポイントを、きちんと見える化して説明してもらい、とても役に立ちました。
丸山様のサラリーマンパイロットとして活躍されている様子と、如何にグライダーで楽しむか、目標を掲げ、モチベーションを維持し、さらに向上心を持ち続けるためになど詳細に分析された内容に大変興味深く拝聴させていただきました。
お話をお聞きする中で、私自身は本当にグライダーで楽しんでいるのだろうかと疑念を抱くようになりました。なかでも学習高原曲線における上達度の鈍化の話題において、私自身の年齢経過による鈍化傾向と重ねて見ても合点がいくお話し。また、操縦操作に対して正しいイメージを持たれているかとの問いに対しても、イメージ通りのものなのか、いやいやそれは正しいイメージなのか、そもそもイメージそのものを描いて操縦しているのかなど、「ドキッ!」とさせられる話題も多々あり良い刺激となりました。
グライダーとめぐり逢ったときの感動を大切にして、今以上に楽しむ、そして向上心を持ち続け、上達の度合いの変化を楽しむことを念頭に、末永くグライダーで楽しんで行きたいと思いました。
この度は大変有意義なご講演を賜りましたこと、まことにありがたく心より御礼申し上げます。
この講習会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施(開催)されています