事務局より 東北地方太平洋沖地震について

(2011.03.15 掲載)
(2011.03.22 追記)

 3月11日14:45ごろから次々に発生した未曾有のM9、東北地方太平洋沖地震について、まだ発災中の状況にある皆様は、被害の未然防止、最小化に努めておられることでしょう。すでに決着した状況にある皆様、被害を蒙られた皆様にお見舞い申し上げますとともに、復旧に努めておられることと存じます。

 (財)日本学生航空連盟主催、当協会後援で3月5日~13日妻沼に於いて開催中の第51回全日本学生グライダー競技選手権大会は11日途中で競技中断、12日午後大会中止と発表されました。地震のため、全選手に公平にチャンスを与えられず中断となったことから、やむを得ない結論と考えます。

 また、FAI International Gliding Committion  Mr. Robert Henderson会長 から、震災お見舞いのメールを頂いております。

Dear Friends
I know that our thoughts and sympathies are with our Japanesecolleagues following the devastation caused yesterday by the earthquake and thetsunami.
Best regards
President,IGC  Bob Henderson

 ポーランドのIGC 代表からもメールをいただきました。(3.22追記)

Dear Daijiu,

On behalf of Polish gliding community I would like to express our deepest sympathies to Japanese friends, their families and compatriots. After this apocalyptic disaster your country has faced a few days ago our thoughts are with you. We are also covinced that your country will recover from this disaster quicker then any other would and you’ll be stronger than ever before.

Sincerely yours,

Artur Rutkowski
IGC delegate, Poland

 東京新橋 航空会館屋上にあるプレファブ内の当協会事務所は最初の地震で棚がぐらつき、必死に押さえましたが書類がほとんど落下、足の踏み場無い状態になりました。ご来客、吉田常務理事、加藤さんおよび私が在室しておりましたが、全員無事です。棚の落下物を除き、足の踏み場を確保した時に2度目の地震が発生、プレファブ外の屋上に避難しました。電気、電話(固定・携帯)、インターネット、水道は正常でした。

 航空会館内は絵や写真の額が傾きましたが、大きな被害はなさそうでした。外に出ると、鉄道が不通、バスは動いておりましたが、渋滞で役に立ちそうも無く、徒歩で帰宅。自宅の棚の落下物も無く無事で、ガスは止まっておりましたが、これはリセットで復旧。今まで経験したことの無い長時間かつ激しい“ゆれ”でしたが、幸い被害は軽微でした。

(社)日本滑空協会 事務局長 甲賀 大樹